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また言葉ネタです.
今日テレビを見ていて,(そんな場合か?)
気になった言葉を二つ.「てふてふ,つまり蝶々のことです云々」
「いえ "かおり" ではなく "かほり" という感じで云々」双方とも,話し言葉なので,
「てふてふ」 は 「tefutefu」,
「かほり」 は 「kahori」 と発音されています.
それって,おかしいのではないかい?と,思ったので調べてみました.
MTEntryMore
まず,おかしいと思った点をもう少し詳しく述べると,
「てふてふ」 「かほり」 は旧仮名遣い,つまり,文字として表記する上で用いられるものであって,そのまま現代仮名遣いに基づいて発音するものではないだろう.
旧仮名を使っていた人たちも,「てふてふ」 を "tefutefu" と読んではいなかったはず.
ならば,現代においても "tefutefu" という音が"蝶々" を指すのはおかしいのではないか.
ということです.最初に行き当たったのは,江戸末期に前島密が将軍徳川慶喜に提出した「漢字御廃止之儀」.このなかで漢字を廃することとともに,文言一致についても言及していたそうです.
やがて,二葉亭四迷らが実際に文言一致体による小説を書き始め,文体としての 「口語体」 が生まれてきました.
[言文一致体]ただ,明治期の文学作品を読むとわかるとおり,この段階でもまだ,仮名遣いは現代のものとは異なります.中学校で習った,いわゆる 「歴史的仮名遣い」 です.
この後,ちょっと時代が飛んでしまいますが,第二次大戦終戦直後に出された 昭和二十一年内閣告示第三十三号 現代かなづかい によって,仮名遣いが現在の形に非常に近いものとなりました.
# 戦時中にも,アジア地域に日本語を広めるために
# 仮名遣いを判りやすく改めようという動きはあったようです.この内閣告示が 昭和六十一年内閣告示第一号 現代仮名遣い で上書きされて,現在に至るのですが,この昭和六十一年の内閣告示の付表をみると,歴史的仮名遣いの 「てふ」 は現代語の音韻の 「チョー」 に対応付けられています.
という感じで,主に仮名遣いの変遷を追ってみたのですが,過去の音韻がどうなっていたのかはいまいちはっきりしませんでした.すみません.
今回の調査中に見つけた,仮名遣い関連の面白そうなページです.
歴史的仮名遣いに関する一考察
言葉 言葉 言葉日本語の変遷には,仮名遣いの他にも旧字体,当用漢字,常用漢字といった漢字に関するものや,鼻濁音などの音韻に関するものもあって,そちらもなかなか面白そうなのですが,今はあまり時間もないので見送ります.
”かおり”と”かほり”は
なんとなくニュアンスが違うように感じるよね
旧仮名遣いの方が情緒深い感じがして
”かおり”の方が平板な感じがする
そのテレビの人は、ニュアンス的に
旧仮名遣いの”かほり”をイメージしていたから
それを伝えたかったのだけど、音的には
どちらも”kaori”となってしまうから
無理やりkahoriという表現をしたのかもね
ちなみに、アナウンサーとかが使う表現が
気になることってよくあるよね
俺が一番気になるのはサッカーの中継で
「おっと、2番の選手が痛んでいますね」
という表現
野菜や果物じゃないんだからさ
「シクラメンのかほり」とかね.w
その出演者はフリップに「かほり」と書いたのだけれど,司会者がそれを「かおり」と読んだことに突っ込んでいたので,もしかすると,本気で間違っているのかもしれません.
> 「おっと、2番の選手が痛んでいますね」
すごい表現だ・・・.これは「痛がっている」の意? "痛む" も "傷む" も音は「イタム」だから,聴く分には確かに違わないものね.なんか,二番の選手が茶色くなって,グジュグジュしている画が浮かびます.バナナみたいな感じ.w
ぼくが気になる表現は,「たなぼた」.
本来は単に「思いがけない幸運」を表すらしいけれど,どうも「努力もせずに」というニュアンスを感じるのだよね.なので,これを他人に対して使っているのは,結構違和感があります.