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国内ビール大手四社の2006年事業方針が発表になっています。
各社の2006年販売目標は下表のとおり。
ビール 発泡酒 新ジャンル 全体 KIRIN -0.2% -6.6% +39.4% +3.5% SUNTORY ? ? ? +5% アサヒ +3.0% -4.3% +28.4% +3.4% サッポロ -2.0% -30% +19% ±0% 売上高ではなく、出荷数量です。 ご注意ください。
KIRIN、SUNTORY は市場が微妙にシュリンクすると予想しているのですが、各社強気に出荷数量を伸ばす気ですね。 個別に見ると、KIRIN の新ジャンルと、サッポロの発泡酒の数字が目立ちます。
KIRIN は新ジャンルにかなり力を入れる雰囲気ですね。 新商品を投入するというよりも、「のどごし<生>」の売上を伸ばそうという方向っぽいです。
嗜好の多様化が進み、飲みごたえやこだわりなどへの期待が高まる中、お客様の期待に応える新たな提案を行うことで、ブランド力の強化を進めます。この「こだわり」のありようをきちんと考えてくれると嬉しいですな。
SUNTORY はあまり細かな数字は出していませんが、「モルツ」と「ザ・プレミアム・モルツ」を引っさげてビールの出荷を伸ばすつもりのようです。 特に、ザ・プレミアム・モルツは今年の4倍近くも売ろうとのこと。 鼻息荒いですねぇ。 おそらく、飲食店向けを狙っているんじゃないかな。
アサヒはビールを伸ばす気です。 素敵です。 他にもなかなか良いことが書いてあります。
ビール市場のトップメーカーとして ビール回帰の兆しを牽引することを目指しました。ビールの価値を向上させビール回帰の流れを本格的なものとしていく考えです。「ビール回帰」ですよ。良いねぇ。 ただ、アサヒがビール回帰と言うときに念頭にあるのは「スーパードライの出荷拡大」のようです……。 うーん、なんか素直に応援できない。 KIRIN あたりが言えばまた違うのに。
サッポロは目標が ±0% です。 2005年と同じ。変化なし。 ただ、ここで注意したいのが表は数量ベースだってこと。 単価が(相対的に)高い発泡酒が30%も落ちて、単価が安い新ジャンルが伸びるということは、売上高を考えるとマイナス予想であるといって差し支えないでしょう。 うーん、やっぱりサッポロはあまり状況良くないんでしょうかね。
2006年の各社事業方針は以上のような具合です。 非常に残念なことに、2006年も新ジャンルを土俵に激しいせめぎあいが続きそうですね。 各社とも新ジャンルの伸び予想がケタ違っています。 早急に酒税法を改正して、新ジャンルのメリットを潰して欲しい所です。
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