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本日開館を迎えた「国立新美術館」。 たまたま別件で近くに行ったのでついでに寄ってみました。
この美術館は五番目の国立美術館(他は東京国立美術館 / 京都国立美術館 / 国立西洋美術館 / 国立国際美術館)として建てられたもので、コレクションを持たずに公募展 / 企画展を主に行っていくようです。 地下一階から地上三階までの4フロアにはそれぞれカフェかレストランがあり、地下一階にはミュージアムショップ、地上三階にはアートライブラリーがあります。 妙な場所に案外広い土地を確保していますが、これは元々は陸軍の関連施設だった模様です。 戦後は東京大学の敷地となり今に至るとのこと。
最寄駅は地下鉄東京メトロ千代田線の乃木坂駅の筈なのだけれど、こちら側は完全に建物の裏手になっています。 正面玄関は六本木に向いています。 まぁ、立地上そうなるのは仕方ないのかもしれないが……。 乃木坂駅側にも駅直結の入り口があるのだけれど、そこ以外からは入れないようです。 別件のために一度駅を出て地上から入ろうとしたぼくは、美術館の建物(ただし裏手)を目前にしながらフェンスに阻まれてしまい、結局15分近く歩いて正面に回る羽目になりました。 乃木坂駅を利用して国立新美術館に訪れる際にはご注意を。
今日は色々と予定があったので展示をゆっくり観るには至りませんでしたが、チケットなしで立ち入れる範囲でざっと眺めてきました。 生憎とデジカメを忘れてしまったので携帯電話のカメラでお茶を濁しています。失礼。 上の写真は門のあたりから美術館の建物を臨んで。 開館初日とはいえ人出はまちまち。 まぁ、美術館なのでこんなものですかね。 今は特に目を引くような展示を行っているわけでもなかったし。
館内に足を踏み入れ、まずは地下のミュージアムショップへ。

うん。なんだろう、これは、ミュージアムとかはあまり関係なく雑貨屋のノリか? なぜかマンガなども置いてありました。こち亀や DB など。 ビレッジ・ヴァンガードをもうちょっとこじゃれた感じに仕立てた雰囲気ですな。 メラミンの花柄の菓子鉢はちょっと欲しかった。
続いてエスカレーターにて三階へ。

このフロアにはレストランが入っていて、席によってはうねうねした壁面のガラス越しに六本木方面が一望できそうです。 しかし今日はなぜか長蛇の列。 他はたいして混んでないのになぁ。 ちょうど昼食時で空腹ではあったのですが、列の最後尾につくほどの元気はなくてそのままスルー。 奥のアートライブラリーへと進みます。 ここでは美術関連の雑誌や図書を閲覧することが出来ます。 貸し出しは不可。コピーは OK(モノクロ一枚30円 / カラー一枚100円)。 パンフレットによると収蔵は図書13,000冊、展覧会カタログ33,000冊、雑誌190タイトル(31,000冊)とのことですが、さして広くはないスペースなので開架はごく一部だと思われます。 ここで偶然にも最近気になっていた民芸玩具関連の書籍を発見し、しばし熟読。 新宿にかなりディープな民芸品専門店があるという情報を掴みました。 冷やかしで立ち寄った美術館で思わぬ収穫でした。
帰りは乃木坂駅直結の出入り口を利用して駅へと向かいました。 はじめからこれを使えていれば楽だったなぁ。
二科展など、これまで東京都美術館で開催されていた公募展の一部はこちらの国立新美術館に移るそうです。 コレクションを持たないということもあってただのハコ、催事場に過ぎないという批判もあるようですが、一利用者としては面白い企画展で色を出していってもらえればよいなぁと思います。
ただ、名称は何とかならんかったのかねぇ。 名称に「新」をつけるセンスはどうもしっくりこない。 「新銀行東京」然り。 「新」は「旧」との対比として相対的に「より新たらしい」という意味があるけれど、この国立新美術館の場合「旧国立美術館」に相当するものはないのでこれに当てはまらない。 よしんば当てはまったとしても、さらにその次に新しいものを建てるときにどうするのかを考えると、命名規則として破綻しているように思えてならないんだよね。 「丸ビル」「新丸ビル」のように。 「新」の別の意味として絶対的に「新しい」ということを表しもするけれど、これでもやっぱりおかしい。 50年後に「若造おじいさん」的な違和感を覚えるような名前にならないのかね。
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