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ぼくが18才まで暮らした札幌市には三本の地下鉄路線が走っています。 そのうちの一つが東西線といって、その名の通り市内を東西に貫いています。 その東の終点が新さっぽろ駅。 小学生時分のぼくにとって、この駅は特別でした。 なぜなら新さっぽろには札幌市青少年科学館があるから。 親に「新さっぽろに連れて行ってあげる」と言われると大喜びしたものです。 新さっぽろにはもう一つ、サンピアザ水族館という子供向け施設がありますが、ぼくはこっちはあまり興味なかったなぁ。 当時のぼくには、魚が動いている様子よりも、機械が動いている様子のほうが面白くて。
さすがに大人になってからは行く機会も少なくなりましたが、子供向けに科学をわかりやすく説明、展示したこの手の施設ってのはどこか心惹かれるものがあります。 たとえば新宿三井ビルにある未来科学技術情報館はこじんまりした施設ながらも、アクセスも良く、大人も入場無料と太っ腹なので何度か足を運びました。 2007年一杯で閉館してしまうのがなんとも惜しい。
そして今日は、お台場の日本科学未来館に行ってきました。
開館した当初はとても気になっていたのですが、行くチャンスがないままになんとなく忘れていました。 が、今朝急にそのことを思い出し、おあつらえ向きに予定もなかったので急遽午後から足を運びました。 到着したのが15:00過ぎ。 だからなのかどうなのかわかりませんが、チケット売り場はすいていますし、館内全般的にそれほど満場感がありません。 あれ?あまり人気ない?
すいてるほうが見て回るのには楽でいいのだけれど、不人気で閉館とか嫌だなーとか余計な心配しつつも、まずはミュージアムショップへ。 これがなかなか面白い。 双眼実体顕微鏡とか、永久プレパラートとか、サイズや形が違ってもいくらでも積み上げられるテトラポッド型の積み木とか、DNA 検出実験キットとか・・・・・・。 BTB 溶液は本気で購入を検討したけれど、理性が「何に使うの?」という疑問を投げかて、すんでの事で踏みとどまりました。 危なかった。 あと、気になったのはこれ。
これ、同じことをゴマでやったことがあります。 白ゴマと黒ゴマで(業務用でそれぞれ1kg入)。 そっかー、チョコだったら売り物になるのかー。
入場していきなりミュージアムショップにはまってしまい、ずいぶん足止めされてしまいましたが、閉館は17:00なのであまり時間もありません。 急いで展示を見に行きました。 細かな内容は端折るとして、あちこちに「これは子供向けの内容じゃないな」と感じる展示が見られました。 大人であっても完全には理解できないんじゃないかと思うような「不斉水素化の意義」とか「コンダクタンスの量子化」とか(ぼくも例外ではなく)。 未来館のスタンスとして、必ずしも「学習し、理解する」ことを求めていなくて、理解できないまでも「新しい知」に触れることが大切だということらしいです。 もちろん、触って動かせるわかりやすい展示もいろいろとあったり、結構頻繁に実演実験を行っていたりと、子供は子供なりに楽しめるんじゃないかな。
ぼくが一番感動したのは、カミオカンデの1/10モデル。 これは中に入ることができて、時々ニュートリノの衝突によるチェレンコフ光(を模した青色LED)が周囲の光電管を駆け回ります。 もちろんこれは本物ではないということは重々承知なのだけれど、思わず背筋がゾクッとしました。 結局 15:00-17:00 の二時間ではぜんぜん時間が足りず、見残した展示がいくつかありました。 本当は MEGASTAR-II も見たかったのですが、ぼくが入館したときにはすでに整理券はすべて配布された後でした。 残念。 また行こう。 ちなみに、年に二回以上いく場合は「Miraikan 友の会」への入会がお得です。
9/22 からは「地下展」なるものが開催されるらしい。
なにそれ!魅力!絶対行く! 友の会、入会しておけばよかった。
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